私は異常なまでの怖がりです。小さい頃はドラえもんを見てジャイアンが怖いと泣き叫んだという伝説もあるほど。。。想像力が豊かすぎることと、人のストレスを自分のストレスのように感じてしまうことが問題のようです。アニメや映画の緊張感あふれるシーンは今でも苦手。シャワーカーテンの向こうにいつも誰かがいるような気がしてビクビクしています。
将来のことについても同じで、子供のころから「結婚した相手が~だったらどうしよう」「借金生活になったらどうしよう」等という心配を際限なくしていました。危機対策として役に立つ不安も、過剰になってしまえば、精神を疲れさせチャレンジ精神や向上心をそいでしまうもの。でもこの恐れって一体どうしたらいいんだ?ということで、「恐れ」は私の個人的に興味のある話題なのです。
この記事では私が学んだ恐れの健全な対処法3つを紹介します。どれが正解ということはないので、ご自分にしっくりくるものがあれば実践していただければと思います。私と同じ超絶怖がり・心配性のみなさんのお役に立てば嬉しいです。
1.瞑想
瞑想というと難しそうな気がするかもしれませんが、静かなところで姿勢を正しゆっくり呼吸してその呼吸に集中することを数分続けるだけで、集中力が上がる、心が軽くなる、ポジティブになれる、などの効果があると言われています。「瞑想方法」と検索すると情報が出てきます。心配事悩み事に押しつぶされそうになった時にも、日課としても使えます。様々な種類があるので、自分に合うものを見つけてください。また、ストレスが溜まっているときは意識して深呼吸するだけでも落ち着く事が出来ます。
瞑想はマインドフルネス、つまり今この瞬間に意識を集中することを目的としています。多数のウィンドウを開きっぱなしにしたパソコンがスローダウンするように、人間の頭も雑事でいっぱいになるとスローダウン、またはシャットダウンしてしまうもの。今に集中することで、たまった心の疲れを片づけることができます。
2.根拠のある不安と根拠のない不安を見分ける
「結婚前にこの人でいいか不安になったらどうすればいいか」というテーマについて結婚準備クラスの先生が話したことがありました。そんな時は自分に「なぜ」と尋ねるのが効果的だそうです。「私はなぜ不安なんだろう」と思って明確な答えが出ない場合、それは根拠のない不安だから、心配しなくて良し。「~だから不安」と具体的に思い当たるなら、さらになぜそれが不安なのか尋ねてみてください。この「なぜ」を重ねていきついた答えをよく吟味し、これは本当に赤信号と思えば、解決する必要があります。あまり大事でない違いだと思えば、もう不安に思うことはありません。
これは結婚相手選びでなくても言える事。「~が心配」「~で不安」という時は、不安だから何か問題があるに違いないと決めつけず、「本当に問題があるのか」「どれくらい大きい問題か」「それに対して自分はどうするか」と考えを進めていくことで、ただ不安という状況を脱することができます。
3.恐れに感謝する
自分の夢や目標に向かって努力するとき、恐れは必ず出てきます。例えば「私はA君が好きで付き合いたいけど、A君は私のことただの友達にしか思っていなかったらどうしよう」という気持ちですね。そういう場合、恐れに感謝してあげてください。恐れはあなたがどれだけ本気か教えてくれます。誰かに告白したいけど怖い、というのはあなたが本当にその人を好きだということ。受験が怖いというのは、本当にその学校に入りたいということ。あなたはそれだけ本気なんだ、一生懸命なんだ、それを大切にしているんだ、ということを伝えてくれているのです。
恐れは嘘で有害だという考え方もありますが、恐れに感謝して自分の活力にする、と考えるとどうでしょうか?恐れを否定するのは自分の正直な気持ち、心の叫びを否定すること。受け入れて感謝してあげることで一歩前進することができます。
***
どうでしょうか?恐れをなくす、というより恐れとうまく付き合う方法を見つけることが出来たら良いですね。
お役に立ちましたら、「いいね」「シェア」
お願いします!↓↓↓